hunchbackな日々

何を書くかは未定です。まぁ色々と・・・。

ガイアの夜明け 密着!会社と闘う者たち 〜"長時間労働"をなくすために〜を見て。

細々と自営業をしているのもあり、テレビ東京の「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」を結構見ています。早く帰れた日は「ワールドビジネスサテライト」も。

 

ガイアの夜明け。今回は、ブラック企業の特集。

最初は、ドンキホーテを捜査する「過重労働撲滅特別対策班」(労働Gメン)の話。

ドンキホーテでは、多くの社員が長時間労働をさせられていたそうです。

 

その中で気になったのは、ドンキホーテの社長(会長?)のコメント。

 

「長時間労働のことをまったく知らなかった」

「支店長が、数字をよくするために勝手にやった」

 

と言う内容。

そのせいで支店長の方々が訴えられたそうです。

 

 

 

次は「アリさんマークの引越社」

社員のAさんは、月に150時間ぐらいの時間外労働をさせられ、きちんとその対価が払われていなかった模様。

しかも事故などがあった場合、個人で賠償させられるようで、その支払いのために抜けられなくなってしまうんだとか・・・。

そんなひどい状態だったので、奥さんに言われ、ユニオンに相談。週刊誌などにも載ったようで、その件が幹部の怒りに触れ、シュレッダー係りにされてしまい、挙句の果てには懲戒解雇。その辞令が、犯罪者に対するような内容で社内に貼り出されていました。顔写真付きで。

その後、ユニオンの活動もあり復職は出来ましたが、扱いは変わらず。会社との話し合いでも和解に至らず、今後裁判で決着をつけることになるそうです。

 

 

 

働くってなんでしょうかね?

わたしは人に指図をされるのが何よりも嫌いなので、とっとと抜けました。小さな小さな自営なので、いつ吹き飛ぶとも知れません。でも、会社勤めなんて続けていたら、命か精神がすぐに吹き飛んでしまいますので、辞めてよかったと思っています。

 

今回の件で、訴えられることになった「ドンキホーテ」の支店長の方々や、ユニオンのデモに、ムキになって返していた「アリさんマークの引越社」の幹部の方々はどう思っているのでしょう?特に顔と名前を晒してしまった「アリさん」の幹部の方。

そんなにしてまで、守りたいものって何なんでしょうね?やはりお金ですかね?

それともそこまで上り詰めると宗教的なものに通じる何かがあるんですかね?

 

働かされている方々もです。長時間労働が続き、生活がままならないのに働き続け、「アリさん」の方のAさんなんて居づらいことこの上ないのに、何の為にあそこまで労働条件改善のために頑張っているのでしょう?

番組内では営業成績No.1との事でしたから、違う会社に移って活躍する方がよっぽどいいと思うのですが。そこまでしてこだわる必要があるのかな?と思ってしまいます。

 

 

きっと1部の極端な例が取り上げられて、報道されているのだとは思いますが(そう信じたいです)、この労働に関する問題は早急に改善されるべき事案だと思います。

その為に、まずは個人の意識改革が必要な気もします。

 

 

ところで、今回一番気になったのは労働Gメンの方々の労働環境

ドンキホーテの捜査では、社員が長時間労働させられていることを突き止めるために、社員が来てから帰るまでずっと張り込みをしていたような・・・。長時間労働の社員が働いていた間、ずっと張り込んでいたとすると、相当な労働時間になってしまいます。

きっと交代でやってるんですよね(笑)